非日常を味わいながら暮らす新築住宅

ご夫婦とお子様の3人でアパートに住まわれていたM様ご家族。いつか家を建てたい、そんな想いを形にしようと思ったきっかけは、第二子が生まれたことでした。最初にご相談いただいた時に、片流れの平屋にしたい、と具体的なご要望をお持ちだったM様。こちらの施工事例をご覧いただき一目惚れしたとのことで、収納や家事動線などをヒアリングさせていただき間取りをプランニングして行きました。

玄関を入ってすぐに目を惹く大きなFIX窓とシンボルツリーのユーカリ・グニーを中心に、右側がベッドルームや子供部屋などのプライベートスペース、左側が人が集うLDKとなっており、玄関を入って左右で明確に空間が分かれていることが特徴的な間取りになっています。

日差しがあまり強くない北側には、夏でも涼しく過ごせる広いウッドデッキをレイアウト。洗面所とキッチンを回遊できるようになっており、家事動線もしっかりと考えられています。

「色味のあるインテリアが多いのでシンプルなデザインにしたい」とのご要望で白を基調に表情のあるモルタルやタイルを組み合わせつつ、建具はあえて枠のないデザインにしたりと、ディテールにもこだわった仕上がりに。キッチンの天井はアールをつけたモルタルの下がり天井をデザイン。無機質な素材に柔らかな曲線をつけることで、主張し過ぎず、特別感のあるデザインを心がけました。

元々お住まいだったアパートが寒かったので、断熱性にはこだわりたい、ということで、断熱材には断熱効果も高く防音や防虫効果、火災にも強いセルロースを採用し、夏は涼しく冬は暖かく。ウォークインクローゼットや、広い空間で洗濯物を干せる洗面所など、使い勝手や機能性にもしっかりとこだわっています。

ご友人を招いて過ごしたり、ご家族でのんびりと過ごしたり。これから大きく育っていくお子様たちと共に笑顔が溢れる、M様にとって居心地の良い優しい家が完成しました。