「型」をほどくことで生まれた、中華屋のかたち

  • 福岡県久留米市
  • 中華屋tao

「中華をもう一度」──想いから始まった店舗計画

「もう一度、中華屋をやりたい」──
そんな想いから始まったのが、中華屋taoの計画でした。

オーナーは、もともと中華料理店での経験を持ちつつも、ご実家が運営するパン屋や文房具店など多角的な事業に従事されていました。パン屋の責任者を務める中、ふと胸によぎったのは、“もう一度、中華の世界に戻りたい”という情熱。その気持ちをかたちにする場として、この店舗が生まれました。

「THE中華屋」ではない、入りたくなる空間を

ご要望は明確で、しかし繊細なものでした。
「THE中華屋」ではなく、小鉢料理が似合い、女性がふらりと入れるような空間にしたい。

設計においては、このコンセプトを実現するために、無機質な素材やモダンな直線を基調にしながら、随所に「中華らしさの余韻」を残しました。

象徴的なのが、赤の照明と中華風モチーフの控えめなアクセント。主張しすぎず、空間に“らしさ”をほんのり漂わせるデザインに仕上げています。

街に静かに溶け込む、TAOという名前の存在感

外観や看板にもオーナーのこだわりが強く反映されており、店名「TAO」が街の中でも静かに存在感を放ちます。

“THE中華屋”ではない、女性でも入りやすい落ち着いた店にしたい。
その想いから生まれた中華屋TAOは、地域の暮らしにそっと寄り添いながら、
久留米の街に、ささやかな彩りを添えるような一軒となっています。

REQUESTご要望
  • THE中華屋ではなく、女性が入りやすいお洒落な店にしたい
  • 小鉢に入った品が並ぶ、和の繊細さを感じさせる空間づくり
ANSWER担当者の対応
  • 赤の照明や中華風のマークで中華屋らしさをほんのり

  • 無機質でシンプルな素材感により、料理や器の色彩が映える空間

  • 看板はオーナー様が特にこだわった部分で、店舗の顔として印象づける設計に

  • 予算内でできる限りの洗練と、中華らしさのアクセントを両立
DETAIL物件情報
  • 物件名中華屋tao
  • 所在地福岡県久留米市南1-4-10南ロウタスビル

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